梶川 光
30歳(インタビュー時)
活けるキリスト大阪一麦教会
どのようにイエス・キリストと出会いましたか?
私の両親がクリスチャンで、母親のお腹の中にいる時から教会に通っていました。
特に反抗すること無く育ちましたから、イエス様も十字架も当たり前のこととして受け入れていました。
日曜日は教会へ行くものだと思っていましたし、皆勤賞でした。
教会に行けば友だちも居るし、行くのがイヤという感情はなかったですね。
どんな社会生活を送ってましたか?
高校卒業後はアルバイトをして生計をたてていました。
学生時代に、周りの変化について行けなくて、引きこもっていたこともあって、就職はしなかったんです。
自分の将来と向き合って考えなければならないようになったとき、自分自身が歪んでいくような感覚がありました。
ですから、自分の将来のことはあまり考えないようにしていました。
どのようにKBIに導かれたんですか?
私が28歳の時に、牧師先生から献身の薦めをいただきました。牧師先生は私の将来のことをよく気にとめて下さっていたのです。
でもその時は自分の中に従いきれない堅い気持ちがあったので、その時は無理ですとお返事しました。
でもその事ををきっかけに、自分の将来のことを祈っていくなかで「自分にとっての献身ってなんだろう?」と意識するようになりました。
それが神学校に行くことや、フルタイムで牧師として働くことではなくても、神様が私に望んでおられることは何なのかと祈り始めました。
1年後(2016年10月)に教会のユースキャンプがありまして、その時にも牧師先生から献身の話をいただきました。
キャンプの中、夜に複数の方との交わりの中で、別の牧師先生からマタイ16章24節『それから、イエスは弟子たちに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。』が語られ「あ、もしかしたら呼ばれているのかな」と感じたのですが、それが自分のキャリアを建て上げたいためだったり、将来の目処をたてたいからその御言葉に飛びついたのか、明確には解らなかったので、それから2週間ぐらい祈りました。そうしてその間語られる御言葉、メッセージなどから確信を得て献身する決断をしました。
なぜKBIを選んだのですか?
牧師先生の信仰・考え方に近いこと、「十字架・聖霊・宣教」という理念に共感していることから、KBIをお薦めされていました。
自分でもインターネットを使ったり周りの人からアドバイスをいただきながらKBIともう一つの神学校の2つの候補があがっていました。
私は週末は母教会に帰って働きを助けたいと願っていたこともあり、KBIならそれができそうだと思ったのでKBIに決めました。
入学当時はどの様な思いでしたか?
次の世代に信仰のバトンを渡す働きをしたいと思っていました。
まずは私自身が信仰のバトンを受け取って、それをまた次の世代に渡していって、その世代が次の世代に渡せるということです。
入学されてみてどんな感想をお持ちですか?
とても楽しいですね。
いろんな背景から来られていて、自分が今まで思っていた「クリスチャンとは?」「教会とは?」という概念を越えた方達と生活をするのがとても刺激的です。
罪でなかったら何でもやって良いよと言うぐらい開かれていて、縛られたり捕らわれたりせず、主に向かって自由にやっていけることが凄く楽しいです。
神学校と言えば厳しいイメージがありますが、実際に厳しいところは厳しいですし大変なところはあるんですけど、それ以上に受ける恵であったり、神様の素晴らしさを知れることだったり、一緒に目標に向かって支えあい学びあえる仲間が与えられているということが、厳しさや大変さに勝ると思っています。
ここで語られるメッセージがとても素晴らしくて、語られるたびにイエス様の愛を実感しますし、ここに居ることが偶然ではなくて選ばれて置いてもらってるんだと言うことを知る事ができます。自分に何かができるからという理由ではなく、神様からの一方的な愛なんだということを日々実感できるのが本当に幸いです。
KBIを誰かに薦めたいですか。
神様に仕えたいと願ってるのでしたら、誰にでもお勧めしたいです。
コースは短期コースもありますし、1年コースも3年コースもありますので、KBIの中で神様を体験して、そこから次のステップを考えていけばいいんじゃないかなと思います。
本日はありがとうございました。
インタビュー制作:トゥルース